遺品整理で発見した古銭を買取してもらう
遺品整理で古銭を発見したけれども、興味がないので売りたいという場合には、買取専門業者に持っていくといいです。持っていかなくても、最近では出張買取や宅配買取で家にいながらにして査定してもらえるようになっています。
出張買取は出張料無料で来てくれる業者もいるので、これなら自宅で待機して古銭を玄関先で査定してもらえば鑑定してもらうことができます。査定額に納得できればOKしてその場で現金が渡されます。
自宅に直接来られるのは怖いと感じるかもしれませんが、女性の査定員を選べるなど利用者が安心できるサービスを行っているところもあります。
宅配買取は、宅配キットを送ってもらうか自前で用意して、業者に古銭を郵送して査定してもらう方法です。郵送なので直接業者と接触したくないという人に向いています。メールと電話で手続きができるのがメリットです。査定が完了したら、指定の銀行口座に入金してもらえます。
遺品整理で出てきた古銭が汚れていても、あまり手を加えないほうがいいです。洗剤や水を使って洗うほうが買取価格が高くなると勘違いしてしまいますが、ブランド品などとは違って古銭は洗うと価値が下がることが多いです。歴史的な風合いを台無しにしてしまい、価値を下げないためには何もしないのが一番です。
ただし、それ以上劣化させないように保管には気を使うようにしましょう。
素材ごとにビニール袋などに入れておくのでもいいですが、もっと本格的に保管しておきたいならば、無酸素状態に近づけることができるグッズを使って保管するのがオススメです。
クリップシーラーというグッズで、日本の専門店で昔から使われているものです。密封が簡単にできるので、いい状態で保管することができます。5,000円前後の価格なので、しばらく保管しておきたいなら買っておいてもいいでしょう。シールや密封のために使えるので、古銭用に使い終わったら、乾物の保存やクラフト用品としても使うことができます。
湿度の高いところは避けて、できるだけ乾燥している場所に置いておくようにしましょう。また、鉄製のロッカーなどに入れておくと変色してしまうことがあります。
さらに酸化を防止するために、完全密封の容器に使い捨てカイロを入れておけば、あとは勝手に発熱が止まって無酸素の容器になります。この方法でもOKです。
湿気や塩分は避ける、異素材とは一緒にしない、といったことを守るようにしましょう。